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12 23
2006

その他もろもろ

携帯鳴ったら切腹

chushingura文楽「通し狂言 仮名手本忠臣蔵」みてきました。

一瞬「え?文楽で忠臣蔵?」などと思ったのですが、よく考えたら忠臣蔵ってもともとは人形浄瑠璃だったのですよね。今では歌舞伎のイメージのほうが強いですが。

昼の部と夜の部があって両方見たかったけどその財力はないので夜の部のみ。昼の部で「殿中でござる」→切腹というので、「じゃあ夜の部で討ち入りね」と早合点して夜の部のチケットを買ったのですが、実は今回は討ち入りまではいかないのでした。

討ち入りじゃなくて何だったかというと、浪士のひとり勘平とその女房おかるの話が中心。討ち入りのために資金が欲しい勘平のために、おかるの両親は、勘平にナイショで、なーんとおかるを遊女屋に売ってしまうのであった。ところがおかるの父は金を持って帰る途中で強盗に遭い命を落とす。そこへ猪を追いかけていた勘平がまちがえて強盗を撃つ。で、なんやかやとあって自分が撃ち殺したのは舅殿だったと勘違いした勘平は腹を切る。
祇園一力茶屋でただの酔っぱらいオヤジと化している大星由良助(大石内蔵助)。それは敵を欺くためで、密書が届くと人目がないのを見計らって読み始める。ところが、2階にいた遊女おかると床下にいた敵の間者がそれを盗み読んでいるのであった。おかるの視力は6.0か---?

一昨年見た「曽根崎心中」のお初も色っぽかったけど、おかるはそれ以上に色っぽい。遊女屋に連れ去られるときに、別れを惜しんで柱に縋って泣くときの、震える頬が色っぽーい。由良助に促されて梯子で二回から降りるときの、こわがってるうなじが色っぽーい。人形のくせにもう、もう、なんでそんなに色っぽいの~。あんまり色っぽいので操ってるおっさんまで色っぽく見えるではないか。

しかし、シンプルでわかりやすい曾根崎心中とちがって、話を理解するのがちょっと大変だった。そのうえ、「忠義を果たしたい婿殿のために娘を売る両親」って何よ。しかも兄貴まで茶屋にやってきて「よくぞ売られた」とか言って誉めてるし。当時は美談として受け止められたのだろうが、今となってはわっかんない価値観である。

さて、わたしが見なかった昼の部には、塩谷判官(=浅野内匠頭)切腹の段があるのだけど、この段は「通さん場」といって、昔から客席への出入りが禁じられているそうな。で、「携帯鳴ったら切腹です!」だって(←昼の部を見た人から聞いた)。そりゃそうだ。脅しが効いたか最後まで携帯が鳴ることはなかった。今年3月に狂言を見に行ったときは途中で携帯が鳴り響いてだいなしだったもんな。ほんと、携帯鳴ったら切腹してもらいたいものだ。
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