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01 12
2006

映画

天空の草原のナンサ

…やっぱりこの宮崎アニメみたいなタイトル、打つだけでもこっぱずかしいぞ(笑)
公式サイト

「イヌ年だから第一弾はパルムドッグ賞受賞映画で」
ってわけじゃないんだけど、「らくだの涙」の監督だというから、期待して見に行ったのだけど。
けど~。

あかん。

「らくだの涙」を見てなかったら、また違ったのだと思う。
けど、この映画、どうも「らくだの涙」の矮小バージョンにしか見えませんでした。
というより、作りモノにシフトしてしまったぶん、鼻につくんですよ。

 「私たちは大切なものを忘れかけていたのかもしれない」
 「『人間にとって唯一必要なものは何か』をこの映画は教えてくれます」
 「人間本来のあり方を感じる」

なんていう、著名人たちによる夏休みの宿題の読書感想文みたいなコメント(文部科学省選定映画だけに…)にも現れている、「いかにも」なとこが。
先進国の都会人の癒されたい願望に一から十までお応えしちゃってるとこが。

そういえばモンゴルで長いこと働いてる人がブチッてたな。
「勝手な幻想を抱いてやって来て、勝手に失望して帰る人が後を絶たなくて大迷惑」って。
あの人がこの映画みてお歴々のコメント読んだら、暴れそーだ(笑)

けど、見終わって帰る道々ふと思った。
あんまり注意が向かなかったけど、「ナンサ」には「らくだの涙」にはなかった大事な要素がある。
それは「輪廻転生」ということ。
「らくだの涙」にはたしか「死」は描かれてなかったと思うけど、「ナンサ」は冒頭からいきなり「死」である。そして「前世」や「生まれ変わり」がさかんに語られる。

これ、ドイツ映画だし、そもそもヨーロッパ向けに作られたもののはず。
日本人だと、たとえば「生まれ変わるとしたら男女どっちがいいですか」と聞いたら大抵はすんなり答えが帰ってくるものだけど、一神教ワールドでは「ハア何すかそれ質問の意味ワカリマセーン」となる、というのを何かで読んだことがある。われわれの生はぐるぐる回ってるけど、彼らの生は一直線一方通行、ということか。
だとすれば、犬が生まれ変わる話や前世の記憶が云々という話は、彼らにとっては「お~ファンタスティック!」なんじゃなかろか。そういう、キリスト教圏では理解されにくい独特の死生観を示すのがねらいだったのかもしれない、なんて思ったのだった。

日本人だと、そこんとこさらっと流しちゃうから、残るは「人間にとって大切なもの云々」しかなくなっちゃうのかもね~
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