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05 04
2009

映画

シリアの花嫁

すんごいおもしろいです。おすすめ。
ソラリアでの上映期間がいつのまにか延長されてた。評判いいのかな。

公式サイト

ある一家の娘をヨメに出す一日、というだけ、なんですがね。
ただそこはイスラエルに占領されたゴラン高原の村、ヨメに出す先は境界線の向こうのシリア領、ということで、境界を越えてヨメに行ったらもう帰って来れない、という事情があるわけですよ。

で、ヨメ入りの日だというのに村では大規模なデモが行われ、花嫁の父は保護観察中にもかかわらず「参加しなきゃ腰抜け呼ばわりされる」とかなんとかいってデモに行っちゃう。それにロシア人と結婚して勘当された長男が妻子を連れて帰ってきて、家にはなんだかビミョーな空気が。花嫁の傍らで優しく励まし続け、一家をまとめようと走り回る姉も、夫との関係で悩みを抱えているらしい。

小さいいざこざを重ねながらも花嫁を送りに境界へやってきた一家。境界の向こうでは花婿一行がにぎやかに待つ。途中ケーサツとのいざこざもありつつ、手続きも終わってさあ境界の向こうへ、と思ったらば、最後の最後に一大トラブル発生。花嫁は境界の柵の前で花婿を遠くに眺めつつボーゼンと待つハメに。果たして彼女はヨメ入りを果たせるのか…???

★★★★★

イスラエルによる占領→分断、という重い重い背景にくわえ、宗教に根ざした伝統やら因習やら体面やら、いろいろと面倒くさい事情をにじませながらも、物語じたいは軽やかに進行します。登場人物も多彩で、ヘタするとさばききれなくなりそうなところですが、そうはならず一人ひとりきちんと描けている。力業です。

ワキのワキな人々が良い味をだしてます。覚えたてのデタラメ・アラビア語で、村の人々になんとかなじもうとするロシア人妻(彼女にもプライドってもんがあろうに)とか、トラブル発生で曇りっぱなしの花嫁の顔をひとことで笑顔にしてしまった陽気な花婿(人相はよろしくないけど、この人ならきっと花嫁を幸せにするだろう、と思わせるひとことでありました)とか。でもワタクシいちばん好きなのは、さりげなく優しいメタボなカメラマンです。

アラビア語、ヘブライ語、ロシア語、英語と、言語的ににぎやかなところもいい。

ラストはじつにサワヤカです。うんうん、そうそう、そうしなくっちゃね、という。
爽快な気分で映画館を出られること、うけあい。
#このところ、そういうサワヤカなラストの映画に恵まれてなかったもので
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