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08 30
2009

音楽(トルコ)

Ezmoce ~Birol Topaloğlu

2つ前のエントリーで紹介したBirol Topaloğluのアルバム、もひとついっときましょう。

aravani2007年のアルバム。タイトルEzmoceとは「夢」の意。
Aravaniと比べるとずいぶんと洗練された印象。ジャケからしてすっきりしてますし。ただ意地の悪い言い方をすれば、国外でのウケを意識したようなにほひが若干気になりまして…勢い余ってイカニモなリフとかイカニモな波の音ザザ~とか、やめましょうよダサイから


しかし、全体的にはすごーく中身の濃い、完成度の高いアルバムだと思います。おススメ。

全16曲中8曲がラズ語、6曲がなまったトルコ語(一部ラズ語)、2曲がメグレル語。
めずらしくクリップもあるので貼っておきます。→Tara Saçını Tara
最初に出てくる楽器はチョングリçonguri、グルジアでよく使われる楽器だそうです。
サズではありませんよ念のため(サズの音も入ってますけどね)

さて、そもそも何故ワタクシがこのアルバムを手に入れたかというと、
もちろんキャーズム・コユンジュつながりです。
キャーズム・コユンジュが歌って持ち歌のようになったDidou Nana、
実はトルコで最初に歌ったのは、このビロルさんだったんですね。
で、最初に歌った時は「メグレル民謡」として紹介したんだけど、
実はちゃんと作者がいる曲だった。
で、あらためてこのアルバムで作者のメグレル人歌手Nana Belkaniaとデュエットしてます。
キャーズムくんのとはまったく違った雰囲気ですが、これはこれで好きです。
ただ、歌詞が両者でかなり違ってるのが気になります。
たぶんキャーズムくんはビロルさんが歌った通りの歌詞で歌っただけで、
きっとビロルさんがまちがった歌詞を紹介しちゃったんでしょう。
…しっかし、正しい歌詞のほうは、すっごい発音しにくい音のオンパレード。
ラズ語よりメグレル語のほうが発音難しいってことでしょうかねぇ。

 キャーズムくんがテレビで熱唱するDidou Nana。…ちょっとヒュリヤさん、じゃまですよ

 ビロルさんとNana Belkaniaによる正しいDidou Nana
 
 ビロルさんが棺の中のキャーズムくんにささげるDidou Nana

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08 28
2009

映画

ある詩人の死

という、短編ドキュメンタリー映画が、山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映される、らしい。

映画祭公式サイトより。

グルジアとの国境に近いトルコ・ホパに生まれた詩人、
故ハサン・ヘリミシ。この漂流詩人が残したラズ語の肉声録音と、
同じ言語で話すことが出来なかった娘の父への想いが紡ぎ出す映像詩。


おおっと。これはまさしく↓で書いたHelimişi Xasaniのことではないかーー

そんな映画、まちがいなく日本で一番わたしが見たがっていますが。
山形……10月…………………………………………無理っ


…と、地団太踏みかけたけど、よくみたら、映画祭期間中でなくても
フィルムライブラリーにいけば過去の作品をビデオで鑑賞できるらしい。
よぉーし待っておれ山形。いつか必ず見に行ってやる。


#ところで。
 監督名のカタカナ表記とアルファベット表記のずれが、ちょびっと、気にならないことも、
 ないんですけどねー

08 27
2009

音楽(トルコ)

黒海盆唄

aravaniAravani ~Birol Topaloğlu

Birol TopaloğluはPazar生まれのラズ人のミュージシャンで、ラズ語の歌を中心に黒海東部沿岸地方の民族音楽をとりあげたアルバムをこれまで5枚出している。
これは2000年に出た2枚目のアルバム。ラズのアーティストの先駆者であるHelimişi Xasani(1907-1976)の功績を称えるアルバムでもあり、Helimişi Xasani自身の曲や収集した民謡、そして本人による詩の朗読が入っている。

キャーズム・コユンジュのアルバムViya!収録のKoçariという、たぶんラズ民謡の定番じゃないかと思われる曲が、とっても盆踊りっぽいので気に入っていた。
で、このアルバムにも同じKoçariが入っているんだけど、こっちは盆踊り「っぽい」を超えてもはや盆踊りそのものに聴こえるのであった。tulumじゃなくて横笛とかだったらなおよかったのに。

(ちなみにタイトルはこちらをもじったものでございまする→北海盆唄


追記:盆踊りにしてはアップテンポすぎか。どっちかというと祭囃子かな?
08 20
2009

映画

人生に乾杯!

…という、他の映画のタイトルとこんがらがってしまいそうな邦題、
なんとかならなかったものかなぁ。

konyec

公式サイト

舞台はハンガリー。
81歳と70歳の老夫婦が、年金だけでは生きていけない世の中にブチ切れ、
連続強盗を働く話。
とあれば、ジジババ映画ファンとしては、見逃すわけにはまいりませぬ。

じいさまがブチ切れたきっかけは、ばあさまが借金のカタに差し出した、ダイヤのイヤリング。
それは、ふたりの出会いにかかわる思い出の品。そして、「これはわたしの最後の誇りよ」と
ばあさまが言っていたもの。
その「最後の誇り」を取り戻すため、じいさまは郵便局へ強盗に。アイテムは2つ。
車オタクも目をむく1950年代の旧ソ連製大型高級車チャイカ。そして古いピストル。
それらは共産主義の時代、じいさまがソ連から来た共産党のエライ人の運転手として働いた後、置き土産としてもらい、だいじにだいじにとっておいたもの。

というわけで、一見ほのぼの犯罪映画(?)みたいだけど、けっこう歴史的政治的社会的背景の色濃い映画でもある。
じいさまがかっ飛ばすチャイカ、これぞ、ソ連の強い影響下にあった時代の象徴。そしてそもそも二人の出会いは、(よくわかんなかったけどたぶん)ハンガリー動乱後の反乱派摘発のさなか。ひとり天井裏に隠れ、じいさま(そのときは若者)に「見逃して」とダイヤのイヤリングをさしだしたばあさま(そのときはムスメ)は、そんなものを持ってるぐらいだからたぶん金持ちのお嬢。そして、もしかしたら、一家の唯一の生き残りだったのかもしれない。
そんな時代を生きてきた人々が、今やつましい暮しさえ維持できないという屈辱を耐えなければならないとは何たることか。というわけで、連続強盗指名手配夫婦に人々はいつしかアツイ声援を送りはじめるのであった。
そしてしまいには人質になった女性警官までもが……おっとこれ以上はネタばれ。

小ネタでクスリと笑い、夫婦愛にほのぼのし、超スローペースなサスペンスにちょっとだけハラハラ、そして普段なじみのない国のたどってきた歴史に思いをはせる。なかなかおいしい映画でありました。
08 17
2009

音楽(トルコ)

あれから10年。

トルコの大地震はちょうど10年前、1999年8月17日午前3時、
あのときは揺れで目を覚まして、とりあえず机の下にもぐったっけなぁ、
そういえば地震でほんとうに机の下にもぐったのって、あのときだけだったなぁ、
などと思いながらフトンに入ったら、

今日も揺れで目を覚ました。午前2時半、震度3。
めったに地震なんかないのに、ちょうどこの日この時間とは。

ちなみに10年前に経験した揺れも、たぶんこんなもん(震源からは遠いところだったので)。
ただし揺れた時間はすんごく長かった。(今回はほんの一瞬)

あれから10年、あれ以降も、地球のあちこちで、地震でおおぜいの人が命を落とした。
地震は止められないけれども、地震が来たら壊れるとわかっているような家に住まざるを
得ない人々をどうにかできんものかと、大地震の報道のたびに思う。
(思うだけ、だけど…)


しかし、このごろやたら日本のあちこちでグラグラ揺れてるように思えるのは気のせい?
いつもこんなもんかいな…
08 12
2009

音楽(トルコ)

Hikmet先生おさらいの時間

↓で、いきおいで全訳してみたKız çocuğuですが、
いきおいで全訳してから気がついたけど、「原詩の日本語訳」はネット上でけっこう見つかるんですね。
まぁしかし、原文への忠実度を最優先したうえで日本語としての違和感のなさをも追求したという点でトル検4級訳でもかなりいい線いってると自画自賛しておこう

さて、この詩、なにせ7歳の女の子の言うことですから、ことばや言い回しそのものは平易であり、トル検4級でもちょっこと辞書ひけばスルスルッと理解できる。そこは、5年ほど前に全訳に挑戦しかけて挫折し部分訳で妥協した「日本の漁師」とは大きく違うところ。

けど、日本語にするにはやっぱりそれなりにひっかかる。


08 06
2009

音楽(トルコ)

Hikmet先生リターンズ

なんかここ数日の検索ワードで「死んだ女の子」てのが多いな~と思ったら、
2009年も期間限定配信だそうで。

で、ちょっとやる気がでた勢いで、トルコ語の原詩『Kız çocuğu』、
トル検4級なりに、逐語訳にトライしてみました。
おととしごく一部だけやったけど、今回は全訳でっす
どっか間違ってたら教えてください。

08 03
2009

映画

アラビア語にホレ直す

扉をたたく人』を見てきました。
つまんなかったです映画として。
なんというかね。何から何まで、コトバで説明できてしまう内容なんですね。
だったら料金払って2時間近くもかけて見る必要ない。
まあ、ネタがタイコ敲き(←「ジャンベ」です。アフリカの打楽器)だから、その分は楽しめたけど。
とりわけ、拘置所の面会室でこっそり、タイコのかわりに机たたいちゃうとことか。
あれ、すんごい楽しそう。

それと、お母ちゃん役のヒアム・アッバスがね。
「あれ、この人こんな美人だったっけ?」とドキッとしちゃうくらい、美しいのだ。
『シリアの花嫁』と『パラダイス・ナウ』でもお見かけしたのだけど、
その時はべつにどうとも思わなかったのにね。
服装が洗練されてたからだろーか。

それと、この人の話すアラビア語がまた、美しいんだなあ。
もちろん何言ってんだかわかんないんだけど。
で、ワタシ、DVD持っていながら知らなかったんだけど、このお方、
アズールとアスマール』にも、ばあやの声で出演してたんですね。
あれを見たときも由緒正しきフスハー(たぶん)の響きにうっとりしたけども、
あれはこの人の声だったんだ~と思って、もう一回DVD見直したりなんかしてます。
08 03
2009

映画

ことしはトルコ映画が2つ。

アジアフォーカス福岡国際映画祭2009
もうスケジュールが出てたのね。

2つあるうちの一つはReis Çelik作品なのでちょっぴし期待。
なにしろ、2005年の『頑固者の物語』が、すんごいツボだったもので。
…でも、今回、内容シリアスっぽいから、いまいちかもしれないけど。

あとはパレスチナとカザフスタンのを見るかなっと
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プロフィール

e子

Author:e子
九州産北海道民


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